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@その1 |
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木村忠道
登録アドレス1,400のメーリングリスト『いそいそフォーラム』をボランティアで主宰。某大手企業のISO9002、ISO14001、QS-9000、ISO/TS16949のシステム担当を経て、現在はBSIジャパンで審査員を目指して修行中。今回は「いそいそフォーラムの木村」の立場でこの企画に参加。 |
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鈴木信吾
自動車部品製造会社でマネジメントシステムの設計・運用・改善に従事するとともに、執筆・講演などを通じて情報を発信している。企業内では、環境マネジメントシステムと労働安全衛生マネジメントシステムの全社事務局を担当。また、品質マネジメントシステムの構築に参画する。 |
to: 鈴木信吾
from: 木村忠道
subject: イバラの道
今や私も審査側の人間の端くれですから、
(結果的にお客様に充分満足して頂けているのか否か、ホントのトコは判りませんが)
私も「審査に付加価値を付けること」によって「顧客のお役に立つ審査をすること」を常々心がけています。
かつての私は「顧客のお役に立つ審査」を「審査員の生き甲斐」と断言して決して受け入れませんでしたが、
どうやらこの「付加価値審査」は審査側の押し付けではなく「世の中のニーズ」であるらしいのです。
アイソスが昨年実施した「格付け調査」の設問に「審査に期待する内容は?」というのがあり、
これに対する受審組織側の回答の上位は・・・
1位:「有益なアドバイスがある」(39.0%)
2位:「システムの課題に気づく」(25,2%)
3位:「業種を配慮した審査」(23.9%))
…でした。
一方、過去の私が強く主張していた「厳格な適合性審査」を選んだ組織は3.6%に過ぎない、
という結果だったンです。
コレを踏まえ、当初「付加価値審査とは何か?」というベーシックなお題で副長にお相手頂こうかと思いました。
でも、ヒネクレモノの私は最終的に・・・
審査員が審査に付加価値を付け有益なアドバイスを提供することができるのであれば、
被審査組織自らが自分のシステムに付加価値を付けることも当然に可能である。
…と捉え、「被審査組織がシステムに付加価値を付けること」について、
その実現に向けてのポイントを探る、という趣向でディスカッションしたいと思います。
今回もどうぞよろしくお願いします。>副長
ただ、この命題は、チマタでいうところの・・・
無理して背伸びせず、身の丈のシステムをつくろう。システムは、元々存在しているのだから。
…というセオリー(?)を否定し、自ら「イバラの道」を歩むことを敢えて選択することになりますね。
意味も無く「イバラの道」を歩いて痛い想いをしても仕方ないので、私から第一のキーワードとして・・・
システムで何をしたいの? どうしたいの?
…を挙げたいと思います。 to: 木村忠道
from: 鈴木信吾
subject: 6σ外れの道
今も私は被審査側の人間ですから、いくら審査側が「顧客に役立つ審査」を目指して「審査に付加価値を
付けること」を心がけているとしても、常に有益な審査がなされるという迂闊な夢は持つことができません。
これまで数多くの審査を受けてきました。
大多数の審査員は、そのスタイルの違いに関わりなく、良い審査をしようとはしている、
と感じてはいます。しかし、その結果は? と問えば、少なくとも私の経験からは、
残念ながら芳しいものとは言えません。有益な指摘がゼロとは言いませんが、
重箱の隅をつつくだけの的外れな指摘や審査員の価値観の押し付けに近いものが多く、
その結果・・・
第三者審査には「厳格な適合性審査」を望む!付加価値は内部監査で付ける!
・・・というスタンスを変えることができません。
艦長ご紹介のアイソスの調査によれば、このスタンスを採るのは3.6%の少数派ということです。
もっとも設問は「期待する内容」なのですから、現実の結果をどう感じているのかはさておき、
多くの受審者は、第三者審査が付加価値を与えるかもしれないことにまだ絶望してはいない、
と受け止めることもできそうです。(^^)
実際、カリスマ審査員と呼ばれる方々が実在し、有益な審査をされているのは疑いようのない事実ですしね。
さて、こうなると有益な付加価値をコンスタントに期待できる審査員になることは、
6σ外れのハイレベルな道を歩むことのようにも思えます。
一方、審査が審査員と被審査員の共同作業であることから、私からのキーワードとしては、
『審査員と被審査員の信頼関係』
を挙げたいと思います。
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